寝苦しさの際の原因の一つとも言えるのが寝汗によるものです。人は夏でも冬でも季節を問わず、およそコップ1杯分の寝汗を自然とかいているとされています。そんな寝汗も様々な原因で寝汗の出る量が異なります。寝汗が多くなる原因として、ストレス過多、加齢によるホルモンバランスの変化、アルコール、睡眠環境、生理などが主な原因とされています。そんな寝汗もちょっとしたことで対策をすることができます。以上にあげた原因をなるべく控えることが大切ですが、特に睡眠環境においては日常から対策できることの一つでしょう。例えば、梅雨時期などは部屋の中でも湿度が高くなる傾向にあります。体感温度としては湿度が10%変化するとおおよそ2度の変化があるとされています。そのことから梅雨時期などは除湿機で除湿をするだけでもかなり温度の変化も感じられるとされます。また、パジャマなども風通しなどが良いもの、悪いものを使い分け、着ることによって、パジャマ内や発汗の仕方が変化するので寝汗の出かたや睡眠環境に変化が現れます。ちょっとしたことから睡眠環境を整えていくことが寝汗の対策にも大切です。
また、特に要因がない場合で寝汗を大量にかくなど異常な寝汗のかき方を感じた際は甲状腺など、大きな病気の恐れもあるとされていますので、気になったときは病院に診察を受けることも重要です。